碁盤を自作 その2

前回作成した盤は やはり少し大きめだったようです。

友人と試し打ちをしましたが 少し大きいのかな?…と言われました。

コロナの関係で 碁会もしばらく中止となり 線の弾き直しをするため 表面を削り直しをしたところ

とんでもない逆目に会い 集成材の継ぎ目がポックリとえぐれてしまいました。

鉋がけの向きを変えながら 1mmぐらい削り込みましたが まだ逆目のあとが残り 諦めました。

鉋を使わずに ペーパーで線を消した方が良かった…(>_<)…。

改めて作り直した方がよさそう…

別の材料で最初から作り直し

以前(10年くらい前)に棚板用に買っていたものが 倉庫に眠っていました。

幅265mm 厚さ24mm 長さ2m スプルースかアガチスだと思います。

材料をカットして 取りあえず 継ぎ合わせました。

 

前回は継ぎ手部分に 釘を打ち込んで 頭を切りとばして先を尖らして 板を叩き寄せましたが 今回は ドリルで穴をあけ 共木を削り ダボ接続にしました。

接着剤が完全に完全に乾燥した後 板の表裏を削り ソリを修正し ペーパーで研磨。

縦 横の寸法に少し余裕を持たせて 盤を切断。

接続完了です。

碁盤目の下書き

前回の自作碁盤はやや大きかったので 寸法を修正。

キャドで目盛ガイドを印刷し 矩形の捻れに注意しながら四方にテープで仮止め。

鉛筆で碁盤目の下書きをします。

目盛の間隔は 縦 23.22mm 横 21.56mmで割り付けました。

写真はチョット捻れて見えますが(トホホ…)対角の差は1mmほどです。

線引きをする…失敗…

前回と同様 水性アクリル樹脂塗料で 線引きをはじめましたが 塗料の希釈率が少なすぎたのか?

線の乗りがいまいちです。

再度 表面をペーパーがけをして 塗料もさらに薄めて再挑戦です。

線の乗りがわるすぎた

出来映えはあまり良くないですが 取りあえず使えそうなので 今回はこれで終了です。

またの機会に 再度表面を研磨して 挑戦したいと思います。

今回の反省点

① 木材の種類により 表面の手触り(仕上がり)が違う

② 今回のペーパー仕上げは#120を使用したが #400、#600などの細かい番手まで使用すべき

③ できれば 線の肉盛り感が出るように 線を引きたい(願望)

盤面を研磨して 再度線引き

#400のペーパーで再研磨し 線を引き直しました。

線の太さに少しバラツキが出ましたが 手触り感にほどよい肉盛り感が出て 良しとしました。

表面にニス塗装をして完成です。

下の棋譜は前回の写真をそのまま使用します。

 

棋譜を並べてみる

棋譜をならべてみました。

先日(2022/06/11~2022/06/12)の本因坊戦第4局の棋譜です。

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