八幡神社の修復工事が完了しました
瀬戸内海の生口島南部(尾道市瀬戸田町)に位置する宮原永尾山八幡神社の修復工事が完了しました
この神社は御寺(みてら)宮原(みやばら)荻(おぎ)田高根(たこうね)地区の祭事を執り行う総鎮守の神社です
神社の歴史は…西暦860年造営
世は平安時代で武士が台頭してきたのがこの頃かと…
また天災地変や権力争いが多発した頃で 奈良大安寺の僧侶行教が 清和天皇護持のため宇佐八幡宮(大分県)を山城国(京都府)に石清水八幡宮を勧請の途中(海路)この地(宮原の永尾山)に神社を祀れとの神命により造営されたとのこと
…清和天皇(文徳天皇の第4皇子 858年僅か9歳で即位 外祖父藤原良房が後見)
…(石清水八幡宮は860年 造営)
その後平景守が再造(1586年)したとの伝があるそうです
…平景守(生口孫三郎景守)は小早川家の系で生口島の茶臼山城を本拠地としたと伝えらる
…向上寺は数代前の生口守平が1403年に造営したと伝えられ三重の塔は国宝となっている
表題の八幡神社は すでに1160年の歴史がきざまれた由緒ある神社だそうです(宮司資料の一部)
(清和天皇 平景守 生口守平についてはWikipediaからも資料引用)
近年の被災による社殿の痛み
平成3年(1991年)の落雷…弊殿屋根葺き替え
平成13年(2001年)芸予地震による拝殿や玉垣などの被災
平成30年(2018年)の西日本豪雨による拝殿の屋根(老巧化)や壁の損傷(白壁が剥がれる)
など 祭祀執行にも影響がでていました
令和2年12月神社修復工事が完了!!
修復工事が完了しました
拝殿の屋根替え 白壁の塗り替え および 板壁の貼り替え
絵馬堂の屋根 手水場の屋根の改修 境内の石碑の復旧など とてもきれいになっていました
参考までに写真(外観のみですが)を掲載しておきます
まもなく 新年を迎えます 皆様気持ちを新しくして参拝しましょう!!
修復前の写真はwebから引用させて頂きました(撮影…M.T様)
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